柳川・有明漬本舗の歴史
珍しい魚介類の宝庫有明海に面した柳川、瀬高城島地方は江戸時代より有数の酒処としても知られています。このことは酒に最も適した良質の米、水があり酒を造る技術者である杜氏発祥の地であったこと、さらに矢部川、筑後川、有明海に近く船の便という大量輸送機関に適した地域であったためと思われます。柳川地方の杜氏は有明海沿岸漁業に従事する漁業者の集団でこの人々は冬の漁業に適しない時期を選んで生活の糧をうる為に今まで自然の恵みの魚をとるという仕事から、高度な技術と経験の必要な酒造りという異質の仕事に取り組み出稼ぎに精を出していたようです。
この柳川杜氏が酒造りの過程で生まれる酒粕の保存性、うまさに目をつけ出稼ぎから故郷に帰り自分たちの近くで手頃に採れる有明海のたいらぎ貝の貝柱、海茸等をおいしいまま保存できるように考えたのが粕漬の始まりです。粕漬が生まれた背景は、有明海に美味しい魚介類があったことと、酒処の酒粕があったということそして新しいものを作り出すセンスのある集団がいたということです。このようにして生まれた粕漬は少しずつ地域の人々に受け継がれ、江戸時代後半からよく食されてきました。
この粕漬に明治後期酒類業を営む当家十一代目が目をつけ四季を通じてそのたいらぎ貝の味をくずさない家伝の技法をあみ出し家庭で食べたり、近所の人々に配り好評を得て昭和二十一年に家業をとして製造を始め昭和三十五年に株式会社高橋商店として会社設立したのが有明漬の歴史です有明漬は当社のオリジナルブランドとして製造販売いたしております。
◆昭和58年・・・農林水産大臣賞受賞 ◆昭和62年・・・秩父宮妃殿下に献上 ◆平成12年・・・全国水産加工業協同組合連合会会長賞受賞 | ![]() |
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